み山辺に 時雨れてわたる 数ごとに かごとがましき
玉柏かな 源国信(みなもとのくにのぶ)
(みやまべに しぐれてわたる かずごとに かごと
がましき たまかしわかな)
意味・・山辺に時雨が降って通り過ぎるその度ごとに、
愚痴を言っているかのような音をたてる柏の
広葉であることだ。
注・・かごと=言い訳、愚痴。
玉柏=柏木の美称。柏の広葉はすぐには落葉
しない。
作者・・源国信=1111年没。43歳。正二位権中納言。
玉柏かな 源国信(みなもとのくにのぶ)
(みやまべに しぐれてわたる かずごとに かごと
がましき たまかしわかな)
意味・・山辺に時雨が降って通り過ぎるその度ごとに、
愚痴を言っているかのような音をたてる柏の
広葉であることだ。
注・・かごと=言い訳、愚痴。
玉柏=柏木の美称。柏の広葉はすぐには落葉
しない。
作者・・源国信=1111年没。43歳。正二位権中納言。