煙たち もゆとも見えぬ 草の葉を 誰かわらびと 
名づけそめけむ     真静法師(しんせいほうし)

(けぶりたち もゆともみえぬ くさのはを たれか
 わらびと なづけそめけん)

意味・・あの蕨の萌え方を見ていると、煙を上げて
    燃え上がっているのではないのに、いったい
    誰がわら火と名づけたのだろうか。

    蕨の語源はわら火と思われていた。

 注・・もゆ=燃ゆと萌ゆを掛ける。
    わらび=藁を燃やしたわら火と蕨を掛ける。