月よみの 光を待ちて 帰りませ 山路は栗の いがのしげきに
                        良寛(りようかん)

(つきよみの ひかりをまちて かえりませ やまじはくりの
 いがのしげきに)

意味・・月の光が明るく射すのを待ってお帰りなさい。
    山路は栗のいがが多くて危ないですから。

    訪れた親友に少しでも長く引きとめようとする
    気持を詠んだ歌です。やさしく暖かい心が込め
    られています。

 注・・月よみ=月の異名。