郭公 花橘は にほふとも 身をうの花の
垣根忘れな
西行
(ほとどぎす はなたちばなは におうとも みを
うのはなの かきねわすれな)
意味・・ほとどぎすよ、花橘は香り高く匂うとも、
お前がもう宿らなくなるので、身をさび
しく思っている卯の花の垣根のことも忘
れないで欲しい。
ほとどぎすは陰暦四月は卯の花に、五月
花橘に宿るとされた。
注・・う=「卯」と「憂」の掛詞。
作者・・西行=さいぎょう。1118~1190。
出典・・山家集・196。
垣根忘れな
西行
(ほとどぎす はなたちばなは におうとも みを
うのはなの かきねわすれな)
意味・・ほとどぎすよ、花橘は香り高く匂うとも、
お前がもう宿らなくなるので、身をさび
しく思っている卯の花の垣根のことも忘
れないで欲しい。
ほとどぎすは陰暦四月は卯の花に、五月
花橘に宿るとされた。
注・・う=「卯」と「憂」の掛詞。
作者・・西行=さいぎょう。1118~1190。
出典・・山家集・196。
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