急がずば ぬれざらましを 旅人の あとよりはるる
野路の村雨           太田道灌(おおたどうかん)

(いそがずば ぬれざらましを たびびとの あとより
 はるる のじのむらさめ)

意味・・もしも急がなければ、濡れなかったであろうに。
    旅人が通った後から晴れていく野の道に降った
    にわか雨だなあ。

    急いだばかりにずぶ濡れになった旅人の後から
    皮肉にも晴れていく村雨の景は「急(せ)いては
    事を仕損じる」の教訓として詠まれています。

 注・・村雨=にわか雨。