物皆は 新たしきよし ただしくも 人は古りにし 
よしかるべし      柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)

(ものみなは あらたしきよし ただしくも ひとは
 ふりにし よろしかるべし)

意味・・もちろん物はみんな新しい方が良いに決まって
    いる。とは言うものの、人には古びれば古びた
    なりのよさがあるように思われる。

    空威張りをして老いを嘆いた歌です。

 注・・ただしくも=但し。