手を折りて うち数ふれば 亡き人の 数へ難くも
なりにけるかな           良寛(りょうかん)

(てをおりて うちかぞうれば なきひとの かぞえ
 がたくも なりにけるかな)

意味・・手の指を折って数えてみると、亡くなった
    人の数が多くなって、数えることが出来な
    くなってしまったことだ。