朝な朝な さくか苔路の 花よりも さかりはみゆる
庭のあさがほ           慶運(けいうん)
                  (慶運百首・41)

(あさなあさな さくかこけじの はなよりも さかりは
 みゆる にわのあさがお)

意味・・庭の朝顔は朝ごとに咲くせいか、はかないと
    されながらも、苔路に咲く花よりも生き生き
    として見える。

    朝開いて昼にはしぼむので、はかないとされ
    る朝顔だが、朝ごとに咲いている朝顔は清ら
    かで生き生きとして、見ていると気持がいい、
    と詠んだ歌です。

 注・・苔路=路地。

作者・・慶運=1293年頃の生まれ。1369年頃没。当時
     の和歌四天王の一人。「慶運百首」。