もも鳥の 鳴く山里は いつしかも 蛙のこへと
なりにけるかな
              良寛(りょうかん)
              (良寛全歌集・83)

(ももとりの なくやまさとは いつしかも かわずの
 こえと なりにけるかな)

意味・・いろいろ多くの鳥が春になってさえずっていた
    この山里は、いつの間にか夏になって、蛙の声
    が耳に聞えるようになったものだなあ。

 注・・もも鳥=百鳥。数多くの鳥。

作者・・良寛=1758~1831。