われのみや 世を鶯と なきわびむ 人の心の 
花と散りなば
             読人知らず
             (古今和歌集・798)
(われのみや よをうぐいすと なきわびん ひとの
 こころの はなとちりなば)

意味・・もしもあの人の心が、花が散るように私から
    すっかり離れてしまったら、私だけが世を憂
    きものとはかなんで、鶯のように泣くのだろ
    うか。

 注・・鶯=「うぐいす」に「憂く」が掛けられている。