かへるべき ほどをかぞへて 待つ人は すぐる月日を
うれしかりける
              源隆綱(みなもとのたかつな)
              (後拾遺和歌集・727)
(かえるべき ほどをかぞえて まつひとは すぐる
 つきひを うれしかりける)

意味・・(京に)お帰りになるはずの月日を指折り数えて
    待っている私には、いつも惜しい月日も過ぎて
    行くのがいっそ嬉しく思われますよ。

    恋の部に入っている歌です。好きな人と逢える
    日を楽しみに待っている事を詠んでいます。

 注・・ほど=時分、時間、月日。

作者・・源隆綱=1033~1074。正三位・左近中将。