立てそむる 志だに たゆまねば 竜の顎の 玉も
取るべし
                作者・出典不明
(たてそむる こころざしだに たゆまねば りゅうの
 あぎとの たまもとるべし)

意味・・当初に立てた志に向かって、たゆまずに努力して
    行けば竜のあごにあるとされるおめでたい玉さえ
    も、取ることが出来るのだ。

    自分が何をやりたいのか。これを見つける事が、
    全ての道の第一歩。志、目標、やるべき事、やり
    たい事、憧れ・・・。自分に向かい合って,先ず
    自分の行くべき道を見つける。これという志を立
    てたなら、もうそれは半分は成功したも同然。後
    は、日々のたゆまぬ努力があるのみ。そうすれば、
    困難と思われる事でさえも、いつの日かきっと手
    に入れる事が出来るであろう。 

 注・・竜の顎(あぎと)=竜のあご。昔は竜のあごには美
     しい玉があるとされ、入手困難とされていた。