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心知らぬ 人はなんとも 言わば言え 身をも惜しまじ
名をも惜しまじ
                  明智光秀

(こころしらぬ ひとはなんとも いわばいえ みをも
 おしまじ なおもおしまじ)

意味・・自分の心の中を知らない人は、どんな事でも
    言うがいい。私は信念のためには自分の身も
    名誉も惜しくはない。

    この歌は辞世の歌で「本能寺の変」以降に詠
    まれたものです。

作者・・明智光秀=1あけちみつひで。528~1582。
    本能寺の変で有名。