別れより まさりておしき 命かな 君にふたたび
逢はむと思へば
           藤原公任 (千載和歌集・477)

(わかれより まさりておしき いのちかな きみに
 ふたたび あわんとおもえば)

意味・・君との惜別のつらさはもちろんだが、それより
    もまさって惜しく思われるのは我が命である。
    君に再び生きて逢おうと思うから。

作者・・藤原公任=ふじわらのきんとう。966~1041。
     正二位権大納言。「和漢朗詠集」の作者。