抜けば散る 抜かねば乱る あしひきの 山より落つる
滝の白玉
             藤原長能 (千載和歌集・1036)

(ぬけばちる ぬかねばみだる あしひきの やまより
 おつる たきのしらたま)

意味・・玉を連ねる糸を抜けば散るし、抜かねば乱れる。
    山から落ちる滝の白玉は。

    滝の水しぶきを白玉にたとえ、滝の心地よさを   
    詠んでいます。

 注・・抜けば散る=玉を貫く糸を抜けば散り。
    あしひきの=山の枕詞。

作者・・藤原長能=ふじわらのながよし。949?~1012?。従
     五位上・伊賀守。