月夜よし 川の音清し いざここに 行くも去かぬも
遊びて帰かむ
           大伴四綱 (万葉集・571)

(つくよよし かわのおときよし いざここに ゆくも
 ゆかぬも あそびてゆかん)

意味・・月が美しい。川の音が清らかだ。さあここで、
    行く人も行かずに留まる人も、名残りを惜し
    んで、一緒に楽しく遊んで行こう。

    大伴旅人が大宰府から都へ帰る時、大宰府の
    役人が見送りの宴の時に詠んだ歌です。

作者・・大伴四綱=おおとものよつな。生没年未詳。
     738年頃大宰府の防人司の次官。