道知らば 摘みにもゆかむ 住江の 岸に生ふてふ
恋忘れ草
              紀貫之 (古今集・1111)

(みちしらば つみにもゆかん すみのえの きしに
 おうちょう こいわすれぐさ)

意味・・道がわかりさえすれば、摘みにだって行くものを。
    住江の岸に生えているという恋を忘れさす草を。

 注・・住江=大阪市住吉付近の入江。

作者・・紀貫之=872年頃の生まれ。古今集の撰者の一人。
     「土佐日記」。