山ざとの かきねは雪に うづもれて 野辺とひとつに
なりにけるかな
                  藤原実定

(やまざとの かきねはゆきに うずもれて のべと
 ひとつに なりにけるかな)

意味・・山里の我が家の垣根は雪に埋もれて、庭と野
    原とが、ひとつになってしまっている。

    庭も垣も野も一様に埋め尽くした山里の大雪
    のさまを歌っています。

作者・・藤原実定=ふじわらのさねさだ。1139~1191。
     正四位下左中将。

出典・・千載和歌集・457。