*************** 名歌鑑賞 ***************


夏の夜を 待たれ待たれて 時鳥 ただ一声も
鳴き渡るかな 
                大江嘉言

(なつのよを またれまたれて ほととぎす ただ
 ひとこえも なきわたるかな)

意味・・夏の夜、ほととぎすが来て鳴くのを待ちに
    待っていたが、ただ一声鳴いただけで飛び  
    去って行った。

作者・・大江嘉言=おおえのよしとき。生没年未詳。
    1010年頃死亡。能因法師・相模等と親交。

出典・・大江嘉言集(樋口芳麻呂著「王朝秀歌選」)