*************** 名歌鑑賞 ****************
悔しかも かく知らませば あをによし 国内ことごと
見せましものを
山上憶良
(くやしかも かくしらませば あおによし くぬち
ことごと みせましものを)
意味・・ああ残念だ。ここ筑紫で死ぬとあらかじめ
知っていたなら、故郷奈良の山や野をくま
なく見せておくのだったのに。
赴任先の筑紫で妻を亡くして偲んで詠んだ
歌です。
注・・あをによし=奈良、国内に掛かる枕詞。
国内(くぬち)=「くにうち」の約。故郷。
作者・・山上憶良=660~733。遣唐使として3年
滞在。筑前(福岡県)守。大伴旅人と交流。
出典・・万葉集・797。
見せましものを
山上憶良
(くやしかも かくしらませば あおによし くぬち
ことごと みせましものを)
意味・・ああ残念だ。ここ筑紫で死ぬとあらかじめ
知っていたなら、故郷奈良の山や野をくま
なく見せておくのだったのに。
赴任先の筑紫で妻を亡くして偲んで詠んだ
歌です。
注・・あをによし=奈良、国内に掛かる枕詞。
国内(くぬち)=「くにうち」の約。故郷。
作者・・山上憶良=660~733。遣唐使として3年
滞在。筑前(福岡県)守。大伴旅人と交流。
出典・・万葉集・797。
コメント