**************** 名歌鑑賞 ***************
紀の国や 由良の湊に 拾ふてふ たまさかにだに
あひ見てしがな
藤原長方
あひ見てしがな
藤原長方
(きのくにや ゆらのみなとに ひろうちょう たまさか
にだに あいみてしがな)
にだに あいみてしがな)
意味・・紀の国の由良の湊で拾うという美しい玉、その
たまにでもいいから逢いたいものだなあ。
たまにでもいいから逢いたいものだなあ。
注・・紀の国=和歌山県。
てふ=「といふ」の縮まった形。
たまさか=「玉」と「たまに」を掛ける。
玉=美しい小石や貝殻。真珠。
作者・・藤原長方=ふじわのらながかた。1138~1191。
従二位権中納言。藤原定家の従弟にあたる。
出典・・新古今和歌集・1075。
てふ=「といふ」の縮まった形。
たまさか=「玉」と「たまに」を掛ける。
玉=美しい小石や貝殻。真珠。
作者・・藤原長方=ふじわのらながかた。1138~1191。
従二位権中納言。藤原定家の従弟にあたる。
出典・・新古今和歌集・1075。
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