***************** 名歌鑑賞 *************** 


稽古とは 一より習い 十を知り 十より返る
もとのその一
                 千利休 
           
(けいことは いちよりならい とおをしり とおより
 かえる もとのそのいち)

意味・・稽古というのは、先ず初めの一歩の基本的な部分から
    習い始めて、順番を追って最後の十まで行くものだ。
    そして、そこで終わりではなく、もう一度初めに戻っ
    て稽古しなおすのだ。すると、最初は気づかなかい事
    も分かるようになる。

    稽古とは、その道の基本を徹底的に学び、次に自分の
    色を出して見る、最後に自分だけの世界を作り上げて
    行く。ただし、一番最初の基本を忘れてはいけない。

作者・・千利休=せんのりきゅう。1522~1591。安土桃山時
    代の茶人。
 
出典・・利休百首。