**************** 名歌鑑賞 ****************
隅田川 堤に立ちて 船待てば 水上遠く
鳴くほととぎす
橘千蔭
鳴くほととぎす
橘千蔭
(すみだがわ つつみにたちて ふねまてば みなかみ
とおく なくほととぎす)
とおく なくほととぎす)
意味・・隅田川の土手に立って渡し舟の来るのを待って
いたら、上流の遠くの方でほととぎすが鳴いて
いる。
いたら、上流の遠くの方でほととぎすが鳴いて
いる。
舟を待つ手待ち時間に鳥の鳴き声を聞きながら
ゆったりしている情景です。
ゆったりしている情景です。
作者・・橘千蔭=たちばなちかげ。1735~1808。江戸
町奉行の与力。賀茂真淵に和歌を学ぶ。
出典・・家集「うけらが花」(東京堂出版「和歌鑑賞事典
」)
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