*************** 名歌鑑賞 ***************
筑波嶺の 峰のもみじ葉 落ち積り 知るも知らぬも
なべてかなしも
詠人知らず
なべてかなしも
詠人知らず
(つくばねの みねのもみじば おちつもり しるも
しらぬも なべてかなしも)
しらぬも なべてかなしも)
意味・・筑波山の峰のもみじ葉が沢山散り重なっている
ように、美しい女性が大勢集まっており、すで
に知っている女性も、まだ知らない女性もすべ
て愛(いと)しく思われます。
ように、美しい女性が大勢集まっており、すで
に知っている女性も、まだ知らない女性もすべ
て愛(いと)しく思われます。
春秋の二回、男女が集まって舞う行事で詠まれ
た歌です。
注・・筑波嶺=茨城県筑波山。
知るも知らぬも=私が知っている人も知らない
人も。
なべて=すべて。
かなし=愛し。いとおしい。
た歌です。
注・・筑波嶺=茨城県筑波山。
知るも知らぬも=私が知っている人も知らない
人も。
なべて=すべて。
かなし=愛し。いとおしい。
出典・・古今和歌集・1096。
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