雨降れば 小田のますらを いとまあれや 苗代水を
空にまかせて 勝命法師(しょうみょうほうし)
(あめふれば おだのますらお いとまあれや
なわしろみずを そらにまかせて)
意味・・雨が降るので、田の農夫は暇があることだ。
苗代水を注ぐのを空に任せて、自分では何
もしないので。
苗代水の心配のいらない農夫の安らぎの姿
を機知で詠んでいます。
注・・雨降れば=「ぱ」は順接の確定条件を表す。
・・ので。雨が降るので。
小田=「小」は美称。田。
ますらを=男、ここでは農夫。
や=感動・詠歎の助詞。・・・だなあ。
まかせて=「任せて」と「撒かせて」を掛ける。
作者・・勝命法師=俗名は藤原。1187年頃の人。
従五位佐渡守。
空にまかせて 勝命法師(しょうみょうほうし)
(あめふれば おだのますらお いとまあれや
なわしろみずを そらにまかせて)
意味・・雨が降るので、田の農夫は暇があることだ。
苗代水を注ぐのを空に任せて、自分では何
もしないので。
苗代水の心配のいらない農夫の安らぎの姿
を機知で詠んでいます。
注・・雨降れば=「ぱ」は順接の確定条件を表す。
・・ので。雨が降るので。
小田=「小」は美称。田。
ますらを=男、ここでは農夫。
や=感動・詠歎の助詞。・・・だなあ。
まかせて=「任せて」と「撒かせて」を掛ける。
作者・・勝命法師=俗名は藤原。1187年頃の人。
従五位佐渡守。