真菅生ふる 山田に水を まかすれば うれし顔にも
鳴くかはづかな 西行(さいぎょう)
(ますげおうる やまだにみずを まかすれば うれし
かおにも なくかわずかな)
意味・・菅の生えている山田に水を引くと、いかにも
嬉しそうにかわずが鳴くことだ。
注・・真菅(ますげ)=「真」は美称。「菅」は水辺
に生える草。
まかすれば=「まかす」は水を引くこと。
かはづ=蛙。
作者・・西行=1118~1190。佐藤義清。23歳で出家。
鳴くかはづかな 西行(さいぎょう)
(ますげおうる やまだにみずを まかすれば うれし
かおにも なくかわずかな)
意味・・菅の生えている山田に水を引くと、いかにも
嬉しそうにかわずが鳴くことだ。
注・・真菅(ますげ)=「真」は美称。「菅」は水辺
に生える草。
まかすれば=「まかす」は水を引くこと。
かはづ=蛙。
作者・・西行=1118~1190。佐藤義清。23歳で出家。
出典・・山家集・167。