都人 いかにととはば 山高み 晴れぬ雲井に
わぶとこたへよ 小野貞樹(おののさだき)
(みやこびと いかにととわば やまたかみ はれぬ
くもいに わぶとこたえよ)
意味・・都の人が貞樹はどうしているかと尋ねたら、
山が高いので雲が晴れないように、遠国で
つらく思って過ごしていると答えて下さい。
住み慣れた所から慣れない地方に転勤した
時のように、つらい気持ちを詠んでいます。
注・・雲井=遠く離れた所。
わぶ=心細い、心細く暮すこと。
作者・・小野貞樹=860年頃の人。従五位下・甲斐守。
わぶとこたへよ 小野貞樹(おののさだき)
(みやこびと いかにととわば やまたかみ はれぬ
くもいに わぶとこたえよ)
意味・・都の人が貞樹はどうしているかと尋ねたら、
山が高いので雲が晴れないように、遠国で
つらく思って過ごしていると答えて下さい。
住み慣れた所から慣れない地方に転勤した
時のように、つらい気持ちを詠んでいます。
注・・雲井=遠く離れた所。
わぶ=心細い、心細く暮すこと。
作者・・小野貞樹=860年頃の人。従五位下・甲斐守。