(4月29日)
ほとどぎす 空に声して 卯の花の 垣根も白く
月ぞ出でぬる
永福門院(えいふくもんいん)
(玉葉集・319)
(ほとどぎす そらにこえして うのはなの かきねも
しろく つきぞいでぬる)
意味・・ほとどぎすが空で一声鳴いて過ぎ、地上には
卯の花が垣根に白く咲きこぼれている。折し
も垣根の向こう、中空を見ると、月がちょう
ど出てきた所である。
この歌を基にして佐々木信綱は「夏は来ぬ」
の唱歌を作っています。
卯の花の匂う垣根に 時鳥早やも来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ
作者・・永福門院=1271~1342。京極派の代表歌人。
(4月28日)
田や沼や よごれた御世を 改めて 清く澄ませよ
白河の水
(たやぬまや よごれたみよを あらためて きよく
すませよ しらかわのみず)
意味・・今の政治は田や沼のように汚れてしまった。
奥州白河藩主の定信さんよ、あなたが早く
田沼を追放して汚れた政治を白河のように
清く澄まして欲しい。
田沼意次(おきつぐ)は士農工商を廃止して
重商主義をとった。その結果商人の賄賂が
はびこる世になった。松平定信は当時白河
藩主であった。
ほとどぎす 空に声して 卯の花の 垣根も白く
月ぞ出でぬる
永福門院(えいふくもんいん)
(玉葉集・319)
(ほとどぎす そらにこえして うのはなの かきねも
しろく つきぞいでぬる)
意味・・ほとどぎすが空で一声鳴いて過ぎ、地上には
卯の花が垣根に白く咲きこぼれている。折し
も垣根の向こう、中空を見ると、月がちょう
ど出てきた所である。
この歌を基にして佐々木信綱は「夏は来ぬ」
の唱歌を作っています。
卯の花の匂う垣根に 時鳥早やも来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ
作者・・永福門院=1271~1342。京極派の代表歌人。
(4月28日)
田や沼や よごれた御世を 改めて 清く澄ませよ
白河の水
(たやぬまや よごれたみよを あらためて きよく
すませよ しらかわのみず)
意味・・今の政治は田や沼のように汚れてしまった。
奥州白河藩主の定信さんよ、あなたが早く
田沼を追放して汚れた政治を白河のように
清く澄まして欲しい。
田沼意次(おきつぐ)は士農工商を廃止して
重商主義をとった。その結果商人の賄賂が
はびこる世になった。松平定信は当時白河
藩主であった。