むさし野を 霧の晴れまに 見わたせば ゆく末とほき
心ちこそすれ
平兼盛(たいらのかねもり)
(後拾遺和歌集・427)
(むさしのを きりのはれまに みわたせばゆくすえ
とおき ここちこそすれ)
詞書・・屏風に武蔵の国の絵を描いてありましたのを
詠んだ歌。
意味・・武蔵野を霧の晴れ間にずっとながめ渡すと、
野がはるばると続いて、行く末の遠い心地が
します。あなた様もこの絵のように、行く末
長くご長命なさることと存じます。
注・・むさし野=武蔵の国一体に広がる平野。今の
関東平野の一部。
作者・・平兼盛=~990。駿河守。三十六歌仙の一人。
心ちこそすれ
平兼盛(たいらのかねもり)
(後拾遺和歌集・427)
(むさしのを きりのはれまに みわたせばゆくすえ
とおき ここちこそすれ)
詞書・・屏風に武蔵の国の絵を描いてありましたのを
詠んだ歌。
意味・・武蔵野を霧の晴れ間にずっとながめ渡すと、
野がはるばると続いて、行く末の遠い心地が
します。あなた様もこの絵のように、行く末
長くご長命なさることと存じます。
注・・むさし野=武蔵の国一体に広がる平野。今の
関東平野の一部。
作者・・平兼盛=~990。駿河守。三十六歌仙の一人。