我ならぬ 草葉も物は 思ひけり 袖より外に
置ける白露
藤原忠国(ふじわらのただくに)
(後撰和歌集・1281)
(われならぬ くさばもものは おもいけり そでより
そとに おけるしらつゆ)
意味・・私だけでなく、なんと、草の葉も物を悩んでいる
のだねえ。私の袖以外の草の葉にも、涙のような
白露を置いているということは。
作者・・藤原忠国=詳細不明。
置ける白露
藤原忠国(ふじわらのただくに)
(後撰和歌集・1281)
(われならぬ くさばもものは おもいけり そでより
そとに おけるしらつゆ)
意味・・私だけでなく、なんと、草の葉も物を悩んでいる
のだねえ。私の袖以外の草の葉にも、涙のような
白露を置いているということは。
作者・・藤原忠国=詳細不明。