あけぬるか 河瀬の霧の たえだえに をちかた人の
袖の見ゆるは
大納言経信母(だいなごんつねのぶのはは)
(後拾遺和歌集・324)
(あけぬるか かわせのきりの たえだえに おちかた
ひとの そでのみゆるは)
意味・・夜が明けてしまったのであろうか。川の浅瀬に
たちこめていた朝霧がとぎれとぎれの中に、向
こうの方にいる人の袖が見えるのは。
注・・をちかた人の=遠方人の。向こうの方にいる人。
作者・・大納言経信母=生没年未詳。播磨守従四位下・
源国盛の娘。源経信(1016~1097)の母。
袖の見ゆるは
大納言経信母(だいなごんつねのぶのはは)
(後拾遺和歌集・324)
(あけぬるか かわせのきりの たえだえに おちかた
ひとの そでのみゆるは)
意味・・夜が明けてしまったのであろうか。川の浅瀬に
たちこめていた朝霧がとぎれとぎれの中に、向
こうの方にいる人の袖が見えるのは。
注・・をちかた人の=遠方人の。向こうの方にいる人。
作者・・大納言経信母=生没年未詳。播磨守従四位下・
源国盛の娘。源経信(1016~1097)の母。