さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづくも同じ
秋の夕暮れ
良暹法師(りょうぜんほうし)
(後拾遺和歌集・333、百人一首・70)
(さびしさに やどをたちいでて ながむれば いずくも
おなじ あきのゆうぐれ)
意味・・堪えかねる寂しさによって、住まいを出て
あたりをしみじみと眺めて見ると、慰める
物もなく、どこもかしこもやはり同じよう
にわびしい、秋の夕暮れであるよ。
人気のない山里の草庵をつつむ寂寥(せきり
ょう)の世界が描かれ、求める相手もいない
寂しさを詠んでいます。
作者・・良暹法師=生没年未詳。1048頃の人。雲林
院の歌僧。
秋の夕暮れ
良暹法師(りょうぜんほうし)
(後拾遺和歌集・333、百人一首・70)
(さびしさに やどをたちいでて ながむれば いずくも
おなじ あきのゆうぐれ)
意味・・堪えかねる寂しさによって、住まいを出て
あたりをしみじみと眺めて見ると、慰める
物もなく、どこもかしこもやはり同じよう
にわびしい、秋の夕暮れであるよ。
人気のない山里の草庵をつつむ寂寥(せきり
ょう)の世界が描かれ、求める相手もいない
寂しさを詠んでいます。
作者・・良暹法師=生没年未詳。1048頃の人。雲林
院の歌僧。