花の色を うつしとどめよ 鏡山 春よりのちの
影や見ゆると
坂上是則(さかのうえのこれのり)
(拾遺和歌集・73)
(はなのいろを うつしとどめよ かがみやま はるより
のちの かげやみゆると)
意味・・花の色を、その名のように、鏡に映して、移し
留めておくれ鏡山よ。春の過ぎ去った後も、花
の影が見えるように。
鏡に花の色を映して、移し留めようとする趣向。
注・・うつしとどめよ=「移す」に「写す」を掛ける。
鏡山=滋賀県蒲生郡竜王町鏡にある山。鏡を連
想させる。
作者・・坂上是則=生年未詳~930。924年従五位下・加賀介。
三十六歌仙の一人。
影や見ゆると
坂上是則(さかのうえのこれのり)
(拾遺和歌集・73)
(はなのいろを うつしとどめよ かがみやま はるより
のちの かげやみゆると)
意味・・花の色を、その名のように、鏡に映して、移し
留めておくれ鏡山よ。春の過ぎ去った後も、花
の影が見えるように。
鏡に花の色を映して、移し留めようとする趣向。
注・・うつしとどめよ=「移す」に「写す」を掛ける。
鏡山=滋賀県蒲生郡竜王町鏡にある山。鏡を連
想させる。
作者・・坂上是則=生年未詳~930。924年従五位下・加賀介。
三十六歌仙の一人。