まれに来る 夜半も悲しき 松風を たえずや苔の
下に聞くらむ
藤原俊成 (新古今和歌集・796)
(まれにくる よわもかなしき まつかぜを たえずや
こけの したにきくらん)
意味・・私のように稀に来て泊まる夜でも、こんなに
悲しく聴こえる松風を、亡き妻はたえず墓の
下で聞いているのだろうか。
妻が亡くなった一周忌に、墓の近くの堂に泊
まり、その時に詠んだ歌です。
注・・苔の下=墓の下。
作者・・藤原俊成=ふじわらのしゅんぜい。1113~1204。
非参議正三位皇太后宮大夫。「千載和歌集」
の撰者。
下に聞くらむ
藤原俊成 (新古今和歌集・796)
(まれにくる よわもかなしき まつかぜを たえずや
こけの したにきくらん)
意味・・私のように稀に来て泊まる夜でも、こんなに
悲しく聴こえる松風を、亡き妻はたえず墓の
下で聞いているのだろうか。
妻が亡くなった一周忌に、墓の近くの堂に泊
まり、その時に詠んだ歌です。
注・・苔の下=墓の下。
作者・・藤原俊成=ふじわらのしゅんぜい。1113~1204。
非参議正三位皇太后宮大夫。「千載和歌集」
の撰者。