昨日といひ 今日と暮らして あすか川 流れてはやき
月日なりけり
春道列樹(古今和歌集・341)
(きのうといい きょうとくらして あすかがわ ながれて
はやき つきひなりけり)
詞書・・年末に詠んだ歌。
意味・・昨日といっては暮らし、今日といっては暮らして、
また明日になる。飛鳥川の流れのように早い月日
の流れであったことだ。
「あすか川」は流れが早く、流路の定まらない
飛鳥川のこと。「明日」を掛けている。歳末に
一年を振り返っての感慨を詠んでいます。
作者・・春道列樹=はるみちのつらき。生没年未詳。
910年に文章博士になる。壱岐守。
月日なりけり
春道列樹(古今和歌集・341)
(きのうといい きょうとくらして あすかがわ ながれて
はやき つきひなりけり)
詞書・・年末に詠んだ歌。
意味・・昨日といっては暮らし、今日といっては暮らして、
また明日になる。飛鳥川の流れのように早い月日
の流れであったことだ。
「あすか川」は流れが早く、流路の定まらない
飛鳥川のこと。「明日」を掛けている。歳末に
一年を振り返っての感慨を詠んでいます。
作者・・春道列樹=はるみちのつらき。生没年未詳。
910年に文章博士になる。壱岐守。