何となき 草の花さく 野べの春 雲にひばりの
声ものどけき
永福門院
(永福門院百番御自歌合・10)
(なにとなき くさのはなさく のべのはる くもに
ひばりの こえものどけき)
意味・・名も無いような雑草の花が咲く野辺の春景色。
遥かな雲の中でひばりの鳴く声がするのは実
にのどかだ。
注・・何となき=特にどうという事は無い。
作者・・永福門院=えいふくもんいん。1271~1342。
伏見天皇の中宮。「玉葉和歌集」の代表的
な歌人。
声ものどけき
永福門院
(永福門院百番御自歌合・10)
(なにとなき くさのはなさく のべのはる くもに
ひばりの こえものどけき)
意味・・名も無いような雑草の花が咲く野辺の春景色。
遥かな雲の中でひばりの鳴く声がするのは実
にのどかだ。
注・・何となき=特にどうという事は無い。
作者・・永福門院=えいふくもんいん。1271~1342。
伏見天皇の中宮。「玉葉和歌集」の代表的
な歌人。