かれ果てむ 後をば知らで 夏草の 深くも人の
思ほゆるかな
凡河内躬恒
(かれはてん のちをばしらで なつくさの ふかくも
ひとの おもおゆるかな)
意味・・枯れ果ててしまう先の事など知らずに、夏草が
深く茂るように、心が冷えて離れてしまうかも
知れない先の事など考えないで、深くあの人が
恋い慕われる事です。
注・・かれ=「枯れ」と「離れ」を掛ける。
作者・・凡河内躬恒=おおしこうちのみつね。生没年
未詳。平安時代の前期の人。「古今集」撰者
の一人。
出典・・古今和歌集・686。
思ほゆるかな
凡河内躬恒
(かれはてん のちをばしらで なつくさの ふかくも
ひとの おもおゆるかな)
意味・・枯れ果ててしまう先の事など知らずに、夏草が
深く茂るように、心が冷えて離れてしまうかも
知れない先の事など考えないで、深くあの人が
恋い慕われる事です。
注・・かれ=「枯れ」と「離れ」を掛ける。
作者・・凡河内躬恒=おおしこうちのみつね。生没年
未詳。平安時代の前期の人。「古今集」撰者
の一人。
出典・・古今和歌集・686。