うちなびく 春来るらし 山の際の 遠き木末の
咲き行く見れば
尾張連
(うちなびく はるきたるらし やまのまの とおき
こぬれの さきゆくみれば)
意味・・春が今まさにやって来たらしい。山あいの遠く
の梢の花が次々と咲いて行くのを見ると。
山の低い所から咲き始めた花が、次第に高い所
へ咲き移って行く時間的経過を表し、春はいよ
いよたけなわだと感慨を詠んでいます。
注・・うちなびく=「春」の枕詞。
作者・・尾張連=おわりのむらじ。伝未詳。
出典・・万葉集・1422。
咲き行く見れば
尾張連
(うちなびく はるきたるらし やまのまの とおき
こぬれの さきゆくみれば)
意味・・春が今まさにやって来たらしい。山あいの遠く
の梢の花が次々と咲いて行くのを見ると。
山の低い所から咲き始めた花が、次第に高い所
へ咲き移って行く時間的経過を表し、春はいよ
いよたけなわだと感慨を詠んでいます。
注・・うちなびく=「春」の枕詞。
作者・・尾張連=おわりのむらじ。伝未詳。
出典・・万葉集・1422。