**************** 名歌鑑賞 ***************
木の葉なき 空しき枝に 年暮れて また芽ぐむべき
春ぞ近づく
京極為兼
(きのはなき むなしきえだに としくれて また
めぐむべき はるぞちかづく)
意味・・木の葉が落ち尽くした何も無い枝に、一年
が過ぎ去って、また新しい芽が生まれて来
る春が近づいて来ている。
一見枯れたかのような冬の木だが、再び春
が巡ってくればまた新しい生命が萌える。
その芽吹きの春も近づいて来ていると、春
が早く来る事を期待して詠んでいます。
注・・空しき=中に何にも無い。
作者・・京極為兼=きょうごくのためかね。1254
~1332。正二位権大納言。
出典・・玉葉和歌集・1022。
春ぞ近づく
京極為兼
(きのはなき むなしきえだに としくれて また
めぐむべき はるぞちかづく)
意味・・木の葉が落ち尽くした何も無い枝に、一年
が過ぎ去って、また新しい芽が生まれて来
る春が近づいて来ている。
一見枯れたかのような冬の木だが、再び春
が巡ってくればまた新しい生命が萌える。
その芽吹きの春も近づいて来ていると、春
が早く来る事を期待して詠んでいます。
注・・空しき=中に何にも無い。
作者・・京極為兼=きょうごくのためかね。1254
~1332。正二位権大納言。
出典・・玉葉和歌集・1022。
◎この度、メールマガジン「名歌鑑賞」がまぐまぐ大賞
に選ばれました。これは皆様方の暖かいご支援の賜物だ
と感謝いたします。誠にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
まぐまぐ大賞 アート・文芸部門 8位
http://www.mag2.com/events/mag2year/2014/free/art.html