*************** 名歌鑑賞 ****************
雨露に うたるればこそ 楓葉の 錦をかざる
秋はありけれ
沢庵宗膨
秋はありけれ
沢庵宗膨
(あめつゆに うたるればこそ かえでばの にしきを
かざる あきはありけれ)
かざる あきはありけれ)
意味・・雨や露にうたれるからこそ、秋ともなると楓が
紅葉し、錦を飾ることとなる。
人もまた同じ、逆境を経てこそ人は大成するの
である。
紅葉し、錦を飾ることとなる。
人もまた同じ、逆境を経てこそ人は大成するの
である。
作者・・沢庵宗膨=たくあんそうほう。1573~1646。
臨済宗の僧。
臨済宗の僧。
出典・・木村山治朗「道歌教訓和歌辞典」。