***************** 名歌鑑賞 ****************
たのしみは ほしかりし物 銭ぶくろ うちかだふけて
かひえたるとき
橘曙覧
かひえたるとき
橘曙覧
(たのしみは ほしかりしもの ぜにぶくろ うち
かたぶけて かいたるとき)
かたぶけて かいたるとき)
意味・・一目見たとたん、気に入ってしまった。どうして
もどうしても欲しい。財布の底をすっかりはたい
て、とうとうそれを買い求めてしまった。こんな
時こそなんとも言えずに楽しい気分になるものだ。
もどうしても欲しい。財布の底をすっかりはたい
て、とうとうそれを買い求めてしまった。こんな
時こそなんとも言えずに楽しい気分になるものだ。
注・・うち=接頭語。
作者・・橘曙覧=たちばなあけみ。1812~1868。早く父
母と死別。家業を異母兄弟に譲り隠棲。福井藩の
重臣と交流。
母と死別。家業を異母兄弟に譲り隠棲。福井藩の
重臣と交流。
出典・・独楽吟。