なんでもない会話 なんでもない笑顔 なんでもないから
ふるさとが好き
                     俵万智

(なんでもないかいわ なんでもないえがお なんでも
 ないから ふるさとがすき)

意味・・ふるさとに住んでいた頃には気が付かなかった、
    なんでもない会話に聞く方言の暖かさや、なん
    でもない笑顔に見る町の人のやさしさ。なんで
    もないが風のさわやかさや陽ざしのやわらかさ
    を感じる。久しぶりに帰郷してみると、そんな
    自然体の素晴らしさが心に沁みる。だから故郷
    は好きだ。

作者・・俵万智=たわらまち。1962~ 。早稲田大学在学
    中に佐々木幸綱に出会う。歌集「サラダ記念日」。

出典・・「サラダ記念日」。