かくしつつ とにもかくにも ながらへて 君が八千代に
あふよしもがな
仁和帝
(かくしつつ とにもかくにも ながらえて きみが
やちよに あうよしもがな)
詞書・・仁和の御時、僧正遍照に七十の賀たまひける
ときの御歌
ときの御歌
意味・・今日はこうして宴席を設けてあなたの七十の
賀をともに祝っているが、自分もこれから何
とか生きながらえて、さらにあなたの八千代
の賀宴に会いたいものと思う。
賀をともに祝っているが、自分もこれから何
とか生きながらえて、さらにあなたの八千代
の賀宴に会いたいものと思う。
注・・仁和の御時=光孝天皇の仁和年間(885年)。
かくしつつ=こうすること。70歳を祝う宴会
を開いて楽しむこと。
八千代=八千年。きわめて長い年代。
かくしつつ=こうすること。70歳を祝う宴会
を開いて楽しむこと。
八千代=八千年。きわめて長い年代。
作者・・仁和帝=にんわのみかど。831~887。光孝
天皇。
出典・・古今和歌集・347。
天皇。
出典・・古今和歌集・347。
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