郭公 なくや五月の あやめぐさ あやめも知らぬ
恋もするかな
                詠み人知らず
             
(ほとどぎす なくやさつきの あやめぐさ あやめも
 しらぬ こいもするかな)

意味・・ほとどぎすの鳴く五月となり、家々には菖蒲が
    飾られている。私の恋はあやめ(理性)も失い、
    ひたすら情熱に流されるばかりである。

 注・・あやめぐさ=菖蒲。
    あやめも知らず=物事の道理もわからない。

出典・・古今和歌集・469。