もも鳥の 鳴く山里は いつしかも 蛙のこへと
なりにけるかな
                 良寛
              
(ももとりの なくやまさとは いつしかも かわずの
 こえと なりにけるかな)

意味・・いろいろ多くの鳥が春になってさえずっていた
    この山里は、いつの間にか夏になって、蛙の声
    が耳に聞えるようになったものだなあ。

 注・・もも鳥=百鳥。数多くの鳥。

作者・・良寛=りょうかん。1758~1831。

出典・・良寛全歌集・83。